大好きな山へ〜〜

     


本当に好きな山なんです。
下から見るのも上から見るのも〜〜
何度か上った事はありますが、気軽に上れるという事を大事にしていますから〜〜
夜中に上ってご来光〜〜と言った無理はしたことがありません。

先日何時もの旅行社のパンフを観ていたら・・・
『富士山からご来光』と言うコースを見つけて、
「安い〜〜」と思って即、予約・・・

あいにく私が希望する日はツアーが成立せず、
丁度母のショートの最後を一日増やしてもらって〜〜
予約完了〜〜


山に上るのはお盆前、早朝が何時もの私ですが〜〜
今回は山岳ガイドも付いて、添乗員も付くので問題ない、と判断〜〜


久しぶり〜〜(山へ入るのは・・・10年???前・・・)
富士山は約20数年前〜〜〜


装備は・・・雨具は30年近く前に購入のゴアテックスがありますが〜〜
後は・・・・寄せ集め〜〜ヘッドランプは100均で〜〜


とにかく、夜中に山に登った経験はありませんから〜〜
かなり緊張〜〜


深夜京都発のバスで総勢24人の皆さんと一緒に〜〜
翌早朝5合目着、昼ごろまで高地の酸素に慣れて〜〜
高山病対策〜
10時歩き始め、7合目の山小屋をめざし〜〜

2時過ぎ到着、3時に晩御飯
  
 

直ぐに、寝始めて〜〜〜

   


久しぶりの小屋どまり〜〜
山の衣装を付けたまま〜〜隣の人とは〜〜ほんの20センチの空間、
1枚の布団に2人〜〜まあ、当たり前(?)ですから〜〜


寝たような、寝なかったような〜〜夜10時30分起床、あいにく・・・雨・・・・



沢山の雨が〜〜豪雨です。


しばらく、天候を見ながら・・・ですが
強力(ガイド)さんの決断で、少し雨脚が落ちた時に出発〜〜


激しくまたは少し降り続く中・・・
黙々と上り続け・・・・


あまりに激しい雨に、小屋で小休止、
1時、カップラーメンを600円で食べました〜〜
ここで体調が悪い人、装備が不足な人はガイドさんと話し合って・・
断念〜〜24人中8人が残りました。


2時前、全ての衣類を雨具の下に着て・・・
16人で・・・
雨の中へ・・・・
8.5合目過ぎて、9合目〜〜
雷が〜〜山の周囲をなり続け〜〜


ガイドさんも随分悩まれ乍、行くも帰るも〜〜〜〜大変???
雨脚が激しいので、下へ向いて歩くのも〜〜


思い切って上る〜〜

     


矢のように降る雨〜〜
滝のように足元を流れる雨〜〜

岩を這うように、周囲は真っ暗の中進む〜〜

皆言葉もなく、会話・・・(まあ、聞こえませんが〜)
只管歩いて〜〜
鳥居らしいものも潜り〜〜
「山頂まであと5分」ガイドさんの言葉に〜〜上を見る・・・・

あまりに雨が強くて〜〜下ばかり見ていた…・

しばらく歩くと、ガイドさんが握手をして迎えてくれました。
雨が降りしきる中
「よう頑張った・・」と・・・
夫々に声を掛けてもらって〜〜



山頂は人、人、人・・・・
小屋に群がって〜〜
寒いのか・・・震えている人も〜〜
3時半頃到着しましたが、小屋はまだ開いてなくて・・・
小屋の周りの少しの軒の部分に身を寄せて〜〜

ガイドさんが小屋に入れてくれて〜〜
夫々暖かい飲み物と昨晩貰っていた朝ごはんの稲荷を食べて〜〜
人心地〜〜がたがたと震え続ける人も数人〜〜〜

ご来光は〜〜予定5時ころ〜〜雨の中〜〜断念
少し明るくなった中下山〜〜
須走を・・豪雨でえぐれた中、足を取られながら〜〜

    


まあ、下界が見えませんから〜〜
足元を見るだけですから〜〜
ひたすら・・・・下りました。
下山しても雨〜〜〜
仕方無いですね。

もう、ご来光は・・・近くの山で満足する事にしました。
同行の皆さん、2人の強力さん、添乗員さん、有難うございました。

久しぶりに究極近く必死になりました。

帰宅後・・・
テレビのニュースで『静岡県地方集中豪雨』を知りました。

やっぱりね〜〜異常な雨の量でしたわ。