出張

随分前(父が存命中)から一応ファンでありコレクターを称している
香月泰男美術館」へ行きたいと思っていましたが〜〜


何しろ・・・山口県でも特に不便な〜〜
長門の三隅と言うところに有りますから〜〜


思い切って、かつ誰かほかに運転手がいないと・・
行き難くて〜〜
ということで、只今休職中の娘と二人
2泊3日で新大阪からのぞみで何故か小倉経由
レンタカー利用の旅に出ました。

尚、何故小倉かというと〜〜
安いネットの1泊2食込みレンタカー込みノゾミ往復付(一人約24000円)だと・・・
このような旅行になりました。

幸い、娘が運転上手なものですから〜〜
ほとんどお任せで〜〜

関門海峡カラ中国自動車道へ〜〜
美祢インターチェンジから長門湯本のお宿目指して〜〜
約120キロほどでしたが、
道路状態はとてもよくて〜〜
行き交う車もまばらで・・・走りやすい道のようでした。


とにかく、目的の美術館へ行かないことには〜〜
心の重荷が〜〜
 

道のあちこちに案内の表示が〜〜
本当に沢山・・・
間違えようが無いほどに〜〜〜

  


有りました〜〜のどかな田舎の畑の中に〜〜
大事な彼の美術館が有りました。
名前の石の字は俳優の緒方拳(?)氏揮毫でした。
亡くなった父を一度でいいから生きているうちに連れて来たかったと思いながら〜〜


そう広くも無い美術館ですが、さもらしい〜〜と思いながら
温かくなるような気分で楽しみました。


さあ、一応、目的は・・終了〜〜〜
宿へ
お宿は少し古めでしたが、温泉の大浴場はチェックイン前でも入れていただいて
先ず、一っ風呂〜〜


旅の汗を流して
再び出かけて、鈴木みすず記念館〜〜
彼女は長門の仙崎の方〜〜
私は十分知りませんでしたが
娘は知っていて・・・楽しんでいました。

慣れぬ夜道は危険ですから〜〜
早めに旅館に帰り
食事〜〜
  
食後、再び入浴〜〜
何しろ、寂しい山の中〜〜
全く、娯楽とは無縁の山口県・・とおもったほどでした。

次の日は
バイキングの朝食をほんの一口で終えて〜〜(前日食べすぎたため)

車で一路萩へ〜〜


これまた道路はいたって快調〜〜
何しろ走る車がいない〜〜
新しい道路らしく、ナビにも出てこない〜〜

昼頃萩に到着して〜〜


先ず、東光寺〜〜
凄いお寺です。
毛利家奇数代の霊廟だそうで〜〜
広い
 

しかし、この同じ場所に私たちと同じ頃〜〜
130名の東萩中学校の1年生が写生に同じ地に散らばった〜〜
これは〜〜と思いながらでしたが・・
彼ら、見事なほどに静かに黙々と写生を始めた〜〜
写真を写しても姿が入らないほど〜〜
萩の子供たちは・・・賢い!!と思ったほどでした。

その後
歩いて歩いて・・・
お蕎麦を食べて〜〜
歩いて〜〜

それがね〜〜本当に誰もいない
観光地(?)

城下町を歩いても歩いても・・・観光客もいない〜〜〜

商店街はシャッター通り〜〜

茶店もほとんど無くて〜〜
マックもスタバもドトールも〜〜〜
パチンコ屋さんもありません〜〜
凄い町萩・・
(町外れにはガストとパチンコ屋?さんがありましたが)
娘と二人・・・変なことに感激して・・歩きました。


2泊目は自分で探しましたから
素泊まり2人で9000円少し〜〜〜
しかし大浴場もあり〜〜
広い部屋、海に向かって窓カラの風景も良く〜〜
満足。

夜は、飲食店が無いので、下調べで探しておいた
居酒屋さんへ
 

寂しい町です、居酒屋さんも表からは全くわからないような雰囲気〜〜

中はさすが、お料理もおいしくて・・・
沢山いただきました。
帰りは・・タクシーかな・・・と思っていましたが〜〜
人通りの少ないアーケード街を歩いて〜〜
珠に行き交うのは塾帰りの中高生たち〜〜


恐るべし、萩の若者〜〜〜
私の中学時代の制服と同じ制服でした