究極の探し物

この10年〜〜〜
かなりの時間をこの大事な一品を探す時間に費やしています。



今朝、母は着替えて自室から出てくる。
そして〜〜何か探している・・・
何も言わずに探している。


「どうしたんですか?」と聞くと・・・
自分の口元を指さし・・・
何も言わない・・・
「歯ですか?」と聞くと
何も言わない〜〜


「ズボンのポケットは?」と聞くと
首を振る〜〜


台所の水屋の中、
カップの中
引出の中・・・・
有りません〜〜


自分の部屋へ入って〜〜
何時も有る、
枕の下、
布団の下

何処にも有りません〜〜

私は、問題有りません・・・が〜〜〜


母にとっては・・・必要な一品〜〜(多分)
探さなくてはなりません〜〜

母はもう・・・探せません〜〜〜


私は、改めて、
母のベットの下、
ベットと壁の間〜〜
下着入れの中〜〜
部屋の床にはいつくばって〜〜
探しますが・・・有りません〜〜


鏡台の引き出しを上から〜〜
ハイ、1段目にティシュにくるまれて出て来ました。

まあ、私が手で触るのもなんですから・・・
母を呼んで、引き渡しました〜〜〜


母は今日からショートです、
矢張り、必要な一品でした〜〜^
取り敢えず、ホッとしました。